西郷の家 その2

「西郷の家」リビングの掃き出し窓です。

サッシを壁引き込みとして、開けた時も、閉めた時も、中からフレームが見えない様に工夫しています。
こうすることで、内外の境界がなくなり気持ちの良い窓辺となります。

そして、この窓は、断熱性と気密性に優れた樹脂サッシを採用しているので、デザインだけでなく、快適性と省エネにも配慮した設計となっています。

ちなみに下の写真は、閉じている状態です(^_^)

フレームだけでなく、クレセント(鍵)やブラインドも隠しています。一見開いている様に見えますが、閉じた状態です。
外観。こちらは開いています。

西郷の家 その1

昨年末にお引渡しの「西郷の家」を少しづつ紹介します。

まずは玄関から。

玄関ドアを開けると、明るく広々とした玄関ホールが広がります。

スノボのメンテナンスが出来るスペースが欲しいとのご要望から、玄関の土間を広くとり、多目的に利用できる設計としました。

階の途中から鉄骨フレームのオープン階段とすることで、階段下を活用してスペースを確保しています。

また、鉄の質感と、段板が宙に浮いたようなデザインがアクセントとなり、見た目にも楽しい空間になったと思います。

飛行機雲

先日の打合せでの一コマ。

住設メーカーのショールームを3件ハシゴするという、なかなかのハードスケジュールでした。

打合せを終えて、私もお客様も少々疲れ気味でショールームを出たとき、お子さんの「あ!」の声につられて空を見上げたら、飛行機に引っ張られてグングンのびる飛行機雲を見ることが出来ました。

夕焼けで少しオレンジに色づいた飛行機雲の美しさと、お子さんの「どこに行くのかなー」というかわいいコメントに癒され、打合せの疲れを忘れてしまいました(^_^)



 

現場日記 R1,12,25

12月25日のクリスマス。
「西郷の家」は、無事にお引き渡しを迎えることが出来ました。

写真は引き渡し前日の夕方です。

この時期は気温が低く、コンクリートの仕上がりに影響してしまう為、駐車場の土間コンクリートは暖かくなってから打設させていただく事にしたのですが、土の状態だとぬかるんでしまうので、表面の土を砕石に入れ替えて転圧している様子です。なんとかお引き渡しに間に合わせる事が出来ました。

よかった(^_^)

そして、この日はクリスマスイブ!
我々も、ホームパーティーに遅れないように仕事を切り上げる事が出来ました。こちらも間に合って良かった(笑)

現場日記 R1,12,20

トリプルガラス仕様の樹脂サッシに、木枠と木製網戸を取り付けることで、柔らかな印象の開口部に仕上げました。

高性能でコストパフォーマンスの高い既製品を使用しつつ、ありきたりなデザインになりやすい既製品の弱点をカバーする工夫です。

我ながら上手くいったと思います(^_^)

現場日記 R1,12,13

6月に着工した「西郷の家」も完成まであと一息です。

外構もウッドデッキと板塀が完成し一段落です。

コンクリートを使う外構工事は、季節的に全てを完成させることは難しのですが、生活に不自由のないところまでは、何とか終わらせることが出来たと思います。

お客様が、新年を新居で迎えられるように年内のお引き渡しに向けてラストスパートです。

現場日記 R1,12,08

内装の左官工事の様子です。

塗り壁はコテでパターンを付けるのが一般的ですが、今回はパターンなしのフラット仕上げとしました。

パターンを付ける場合と比べ、フラットは繊細なコテさばきが要求され、難易度の高い仕事となります。

職人さん曰く、「いつもの5倍気を使う」そうです。
2倍じゃなくて5倍!!
相当難しい事が伝わってきました(笑)

おかげで、塗り壁の柔らかい質感を残しつつも、すっきりした雑味のない空間に仕上がりました。

 

現場日記 R1,11,30

大工工事が完了し、内装工事に取り掛かりました。

写真は塗装工事の作業風景です。

木の風合いや経年変化を楽しむために、着色はせずに植物由来の天然クリアオイル仕上げとしました。

木の表面に塗膜を作らない浸透性の塗料なので、調湿など木の持つ機能を守りながら、美しい天然の木目を引き立てます。

そして、植物由来なので健康への悪影響もなく安心です(^_^)